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『エビカニクス』の有用性

どんぐりのダンスを見学してわかること

重要なのは、タイトル・リズム・キャラクター

仮に3曲ダンス曲が有ったら、誰もがそれぞれに思いを同じくして楽しめる訳ではないのです。

どんぐりコ、それぞれに聞いてみましょう。

職員:「ダンスしよう?」 ⇒ 「”バナナ”ならいいよ!」 なぜならこのコは食べ物が好き。

職員:「ダンスしよう?」 ⇒ 「チョキチョキ(ジェスチャー)」”1.2.3.4!エビ!” のカウントがしたい

職員:「ダンスしよう?」 ⇒ 「アンパンマン?」

ダンスですから、音楽に合わせて楽しければ良いのです。

聴いて見て、真似をするのが良し、みんなで揃えるのが良し。

そこを療育としてもう一歩踏み込んで、ワークとして活かすために

・横の動きに対して縦の動きが硬い、ひじが肩より上がりにくい。

・次の動きを予測していない、サイドステップ1カウントで戻れずにバランスを崩しがち。

・定点に戻れないので、いつの間にか最初とは全く違うところに行ってしまう。

そんな見方で課題が見つかります。

私たちが視野に入れている ”10の姿” 

両手を上に! 元気よくカッコよく決めてもらいたい。

大きすぎるサイドステップ、隣の友だちにぶつからないようにコンパクトな踏み出しを教えてみよう。

正面を向いていたはずなのに、いつの間にか失う方向性。視線の目安を見つけてみよう。

・・・

それぞれを理解してじっくり時間をかけられる今が、

大切だなと思います。

タイトル・リズム・キャラクター・・・この3要素に対して結局、

『エビカニクス』は強い

食べたらおいしいよね、日本人なら大好きさという内容は多少シュールでも、

みんな両手にチョキを作ろうと頑張るところからを、楽しんでます。

さて、

エビカニクスが始まるとササッと場所を移動した、ひとりのどんぐりコさんがいます。

どこに行くのかしら・・・と見ていると

メダカの水槽に向かってポージング。

そう、エビを見ながら踊りたかったようです。

そのセンス、

せんせいはとても好きです V

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